2008年03月10日

暗号の真実

「なあなあ。」
「なんだい。」

「誰だあれニーベルさんに提案したの。」
「あれってどれだ、偽装作戦か。あれはいい案だと思うが」
「違う、暗号文もどき。」

「…ああ。」

「確かに人手不足だけど、あれ”敵”に読まれたら不味いだろ」
「不味いな。」
「諜報局は言うに及ばず、なんだかんだで偵察隊も相当優秀なんだぜ。」
「そうだな、……で、撤回させるのか?」

「…と思ったんだけどな、ニーベルさんは名案だって思ってるみたいで、”説得”しずらいんだな。他に戦力増強の当てがあるわけでもなし。」
「あれも相当当てにならないと思うぞ。
 そもそもが意味不明だし、”敵”以外に解ける奴がいるかは未知数だし。
 ほら、うちの師団が攻撃仕掛けたりした事もあったし。」
「向こうの利点がまるでない上、間違えたら士官から弾薬運搬係まで平等に命が危ない艦隊戦だぜ?」

「…この上は、ルトさんの暗号技術に期待しつつ、誰も読まない事を祈るとするか。」
「だな。」

―3月8日―
「大変だ。」
「どうした。」

「待機組の奴から報告がきたんだが」
「うむ。」
「3は間違いなく来て、それ以外に4が知ってるってさ。」

「…ルトさん……」「なんか怖くなってきましたボク」

※2月17日〜 にみんなの掲示板に仕掛けられた、「暗号文章」の解答。



暗号ファイル
解読パス:Il modo che connette il mondo
(世界を繋ぐ道→機械英訳:The way that connects the world→機械伊訳)

ヒントは
・PL書き込みのタイトル(Capitolo di crittogramma)がイタリア語である事
・ただのミスだけれど、各個書きの訳(暗号文章)と合わない、翻訳すると [暗号文の章]となる事(関係無
・解説2のURL欄「分かれば機械翻訳で十分。」
・ファイルのヒントメッセージ「世界を繋ぐ道」
・話し掛ける対象のPCが「えびのてんぷら」。
 (知ってる人は居ないと思うが、彼らの自治領の正式名称はイタリア語)
・29文字。livedoor翻訳の結果。

うん、本来のイタリア語からずれた機械翻訳で、ごめんなs(殴



@@

他世界の存在が本来有り得ないものだとするならば、
異質な存在をこの世界に入れてはならない。

他世界との関わりを、「本来の歴史の一部分」とするにしろ、
現在の状況であの「オーパーツ」をこの世界に残しておく事は、我が商会だけでなく、自治領の為にならない。

―「オーパーツ」は有るべき世界へ返し、すべての研究資料を破棄すべきなのだ。
          ペトロオーリオ自治領政府交易局 レルト・クアット・ガスキー

この文章の必要ない者への公開は固く禁ずる。

日時:
3月中
対象地域:
セゴウィア行政区セゴウィア本島 セゴウィア行政府技術開発局 及び アイル島までの全海域
参加戦力:
キャラック交易船5隻、軍用ガレオン船1隻、軍用フリゲート5隻、自治領軍輸送艦1隻、自治領軍戦闘艇5艇(輸送艦に積載)、模造ガレオン船3隻

戦略目標:
1.自治領 及び 特にアイル島勢力が関与している疑いを持てる証拠を与えない事を最優先。
2.「オーパーツ」の返還
3.2が叶わない際は破壊
4.「オーパーツ」に関する全研究資料の破棄 及び 関係技術者への忘却術の適応。
5.4が叶わない際は殺害
6.アイル島より繋がる、俗称「カフェ」を始めとする異世界との交易締結

6に関しては、「オーパーツ」を機にこの状況を打開する一手となり得る可能性がある。
駄目で元々。進みつづけろ、この声に限りはない。

遂行手順:
・事前工作(担当:ルト)
作戦遂行に必要なすべての行動を許可するとものとする。
ただし、隠密性を最優先する事。

・セゴウィア本島への入港。(担当:ニーベル船長)
軍用船を含むため、入港審査に時間がかかる恐れがあるが、問題は発生しないと予測される。
この際、輸送艦は港湾施設のない沿岸につくこと。
侵入部隊上陸後、船員は即時進発できるように待機し、一定時間の間を置いて、開発局侵入前に出航。
輸送艦と合流する。

・技術開発局への侵入、「オーパーツ」の奪取(担当:ニーベル船長)
一番の難関であり、作戦の要である。
技術開発局周辺は森林となっており、常に都市治安維持隊による巡回が行われている。
発見されずに侵入するのは困難。

また、「オーパーツ」は地下にあると推測され、沿岸につけた輸送艦への運搬への障害も多い。
事前工作を徹底し、決行までに十分な検討を必要とするだろう。
ニーベル船長の手腕に期待する。

・「オーパーツ」の輸送(輸送担当:輸送艦艦長(自治領上級兵)、工作担当:ルト)
事態を察知したセゴウィア第一艦隊と交戦になる可能性は高い。
この為、模造ガレオン船と商会所属船による海賊襲撃の偽装、情報撹乱工作を行い、隙を突いて脱出する事になる。
航路については別紙の通り。

・アイル島警備艦隊の突破(戦闘担当:ダラ船長)
警備艦隊は隠密性重視の為、偵察艦1隻、軍用ガレオン船1隻、軍用フリゲート船3隻と小規模である事が確認されている。
増援を出されたとしても距離の関係上間に合わないと推測されるが、仮に増援が到着した場合は著しく不利になる。

可能な限り交戦は避け、仮に交戦した場合は撃沈する事。

・「オーパーツ」返還、交易交渉(担当:ニーベル船長)
出自世界は自治領軍偵察隊が把握しているので、協力員と接触し返還を行うこと。
無事に到達できた商船は各自交渉を許可、締結できた場合、交易局の承認を与える。

・撤収(担当:各船長)
状況に応じて脱出し、自治領都市まで撤収する事。
場合によっては自沈の上、漂流者を装う。

以上を素案とし、これより具体的な検討に入るものとする。

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